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古代ハワイアンにとってのロミロミ

医療としてのロミロミ

ロミロミはハワイでは古代から医療として行われていた治療法で、特別に選ばれてトレーニングを受けたカフナ(祈祷師)によって受けることのできる神聖で特別なものでした。当時のロミロミはスピリチュアル要素が非常に高く、祈りに始まり、祈りで終わる儀式のような形をとっていました。「今日の施術に神の英知が行われますように」という祈りで始まり、患者の罪を許し、間違えや汚れを正して清め、悪から救い出して下さいという主旨で、祈りの内容は非常に宗教的です。ロミロミを行う場所は神殿内や家の中、また野外でも行われることがあり、様々であったようです。 また、特別に清められた海水の他には水にターメリック、リム、カラなどのハーブを混ぜてたり、ハワイアンソルトを混ぜた聖水を施術前、施術中、施術後などに流したり、振りかけることもありました。 聖水の他にもロミロミをする上ではいくつかのツールがあったようです。

このように、古代ハワイでは自然界の産物を有効に活用した医療であったと言えます。

家族の絆としてのロミロミ

古代ハワイでは、前述したカフナによる特別なロミロミ以外に、各家庭内で子供から大人まで家族同士でお互いをマッサージして、身体の回復と絆を深めていました。 妊婦にはククイオイルを使用したマッサージを母親や女家族、夫が行っていました。特に、胸やお腹のマッサージ、そして妊娠線予防のために皮膚を伸ばす為にも行われていました。また、母親の胎内にいる胎児へのマッサージとしても行われていました。 出産時には産婦の母親を中心に、何人もの女家族と夫によって産婦の上半身、腰、腕、足などをロミロミし、産婦の身体を労り、出産を助けました。 そして無事に出産が済むと、母親と新生児にロミロミが行われます。母親には身体の様々な部位に回復の為に行い、新生児には祖父母などによってそれぞれククイオイルで全身をロミロミすることが伝統とされていました。 子供は新生児から幼少時代まで毎日母親によってロミロミを受けます。また、怪我や疾患があればその治療としてもロミロミは行われました。 大人に至っては、家族内で日々お互いの身体を回復させる為に日常的に行われていました。古代のハワイアンにとって、ロミロミは日常生活に欠かせない自然且つ重要な伝統であったと言えます。

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